《MUMEI》

私は
この手で
最悪の誕生日に
してしまった…


「姉ちゃん!どうしたの!!」


ユナセはましろの肩に触れようとしたが、通り抜けてしまった。


「!!」


ユナセは自分の手を見て、悲しそうな顔をした。


「ましろ!」


セツは立ち上がった。


「嫌ぁぁぁ嫌ぁぁぁ嫌ぁぁぁ嫌ぁぁぁ!!!」


ましろは狂うように、頭を抱え叫んでいた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫