《MUMEI》

「え…おにーさんて僕のこと…かな」

「そーだよおにーさん☆俺といいこと…しない?」



「えっと…僕でいいのかい?好きな人とじゃなくて」

好きな人…?
いるわけないじゃん、居たらこんなことしねーよ

「俺、おにーさんがいいな♪」

俺の口は平気に嘘を付いた


「そっか…有難う」
おにーさんは苦笑気味に俺を見た。

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