《MUMEI》
明け方
ホントに朝まで遊んじゃった…
身体だるい…

エリ「アキラ、いじけないで、嘘だってばぁ、指入れられてないよぉ」

アキラ「どっちでもいいよ」

エリ「…よくない…」

朝からする会話じゃないよね…

俺「指入れたら、俺、納まりつかないっすよ」

アキラ「いいんだ、どっちでも」
「優斗に不快な思いさせたのは事実だし、まぁ、指ぐらいなら…」

だから、入れてないってばぁ

茜「優斗君、じゃあ、私に入れてみる?」

俺「酔ってんすか?」

茜「うん、酔ってる」
明るく言ってのけた

かなわないなぁ、この人には…

エリ「じゃあ、私達、こっちだから」

俺「おやすみ、って朝だけど」

アキラ「優斗、またな、嫌うなよ、俺達を」

俺「嫌いなら朝までいませんて」

アキラとエリが、仲良く腕組んで帰って行った

俺「じゃあ、俺も帰ります」

茜「ひどぉい、女の子独りで帰すのぉ?」
 
俺「えっ…」

茜「送ってよぉ」

俺「はぁ、わかりました」
って、どこなんだろ、
茜さん家

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫