《MUMEI》

ましろは大声で泣いた。


この涙は
絶望の涙ではない


普通は
殺された人間は
自分を殺した人間を
恨むはずだ


呪ってると思うほど…


しかし
ユナセは
恨むこともせず
純粋な
気持ちでましろを
好きと言った


ましろは
それが嬉しく
今まで弟に嫉妬
嫌いだったユナセを
好きになれたことにが
嬉しかった


これからは
大事な弟して大切に…

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