《MUMEI》

ましろはほんの少し頬を染めた。


「今からドキドキしてる。」


ましろは胸に手をあて、目を瞑って鼓動を聞いた。


そしてゆっくり目を開けた。


「私この村で過ごしたことは一生忘れない、決して忘れない、そしてユナセを殺したことも…。」

「あぁ、これで分かっただろ命の大切さが。」


「うん…。」


すると、セツがいきなりましろを抱きしめた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫