《MUMEI》 「あぁ、もうお別れだ。ましろ目をつぶれ。」 「うん…。」 ましろは目をつぶった。 目を瞑るとましろの体は、金色に輝き始めていた。 「さよなら、ましろ、それから、おめでとう。」 「うん、セツ14日間ありがとう。」 「あぁ、ましろとは、生きている時に会いたかった。」 セツは、ましろの耳元で小さく呟いた。 ましろは金色の光に、包まれ見えなくなった。 前へ |次へ |
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