《MUMEI》

「えっ…、」


姉ちゃん怒んないの?
という顔でユナセは
ましろを見ていた


「姉ちゃん、怒ってない…?」


ユナセは恐る恐る聞いた。


「全然怒っていないよ。」


ユナセは目を見開き、嬉しそうな顔をした。


「姉ちゃんありがとう。やっぱ大好きだ!」


ましろは、フフっと微笑んだ。


「それから、お誕生日おめでとう。」

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