《MUMEI》

『僕を守ってくれたんだろ?ありがとう、坂井ちゃん』


『でも…蓮見〜結局、オレまた助けられたしな…お礼しなきゃ…な。』


『お礼?』


『うん…何かオレに出来る事…』


『何でも?』


『うん、何でも……って?うえっ!!!』
また、やってしまった!バカなオレ!


『は…蓮見?』


『にっこり!じゃあ〜真人が欲しい!』
そう言って、オレを強く抱き締めた。


『ちょっ…待て、蓮見…ダメだって…うわっ!』
蓮見が耳を軽く噛む…


『あん…やっ…ん』
力が抜けて、変な声が出る…。

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