《MUMEI》

足場なんて全く見えないが、セツは指定してある場所に着くと跪いた。


「来たかセツ。」


いきなり声が聞こえた。

低く思い声


「はい、地獄の大王神様。」


「セツ、調子はどうだ?」


「特に問題ありません、地獄の大王神様。」


「そうか、今回の殺人者はどうだった。」


「原中ましろですか。彼女はもう大丈夫です。」

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