《MUMEI》

「はい。」


セツは立ち上がり、誰もいない真っ暗な所で一礼し部屋から出て行った。





セツがいなくなったあと、真っ暗な部屋にいきなり扉が現れ中から、真っ黒な洋服を着、体中に包帯を巻いた人が出てきた。


「来たか魔神。」


「珍しいですね、地獄の大王神がこの僕を呼ぶなんて。」


「セツのことでな。」


「あぁ、あの少年ですか。」

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