《MUMEI》

「なぁ──」

「?」

「お前やっぱ、アイツの事も好き──なんだよな‥?」

「──うん‥///」

真冬はまた赤くなる。

リンゴみてーだ。

「な‥夏芽‥君?」

「///!! べ、別に──み、見とれてなんかねーからなっ!?」

「───────」

真冬は‥

何でかそこでまたキョトンとした。

それからニコッと笑って──

「ぁ、教室戻らなきゃっ(汗)」

そー言って慌てて走り出す。

「じゃあ夏芽君、また放課後にね(微笑)」

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