《MUMEI》

――…経済力もどうなの…?



――…彼と結婚したら……きっと苦労の連続だわ…。



――…いいの?…のび太さんで…



――…いいの?………私…?




その時不意に、電話ボックスの窓ガラスに映った、自分の顔が目に飛び込んできた。



――…私って……可愛い……。



――…大人になったら……きっと素敵な女性になれそうな気がする…。



――…そしたら、きっと沢山の男の人とも出逢って……いっぱい恋もして……




「待てぇ〜!のび太ああぁッ!」


「ひいぃッ!ドラえもぉ〜ん!」

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