《MUMEI》 アンリ様はアップルパイをかなり御気に召した様子で、2切れの御代わりをされた後、更にミルクティーを召し上がられました。 「御満足頂けましたか」 「──うん」 「では、御下げ致しますね」 僕は空になった御皿とカップをワゴンに乗せ、キッチンへ戻りました。 食器の片付けを終えたら、テーブルの上の後始末。 それから明日のスケジュールを確認して、軽く食事を。 この時、僕は少し急がねばなりません。 10時になったら、1度アンリ様の様子を窺いに行く事になっているので。 前へ |次へ |
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