《MUMEI》 制服のままやのに── 菜摘は何かを食べさせにウチを連れて行くつもりらしい‥。 「ほらっ、着いたよ♪」 「ぇ──」 この前開店したばかりの喫茶店。 「‥ホンマに入るん‥?」 「ここのスイーツ食べたら絶対元気出るって♪」 「せ、せやけどウチら──」 「ほら、行くよ〜♪」 「ちょっ‥ちょお待って‥!」 そない言うてももう遅かった。 菜摘は一番奥の席にウチを連れて行くと‥ 「ね、どれにする?」 メニュー表を見せてきた。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |