《MUMEI》 ‐陸‐小坂は少し‥ ビックリしてるみたい。 やっぱり強引だったかもな‥。 でも── そうしないと小坂は遠慮するから‥。 だから僕は時々強めに言っちゃうんだよな‥。 「ぁ、これ美味しそうやない?」 「──ほんとだ」 何冊か読み比べながら‥ 本とはまるで関係ない事も話したりした。 雑談みたいな感じ。 会話はどれも‥ 他愛もない事ばかり。 でもそれが楽しいと感じるのは── こいつと話してるから。 小坂以外とだったら── 話したいだなんて絶対思わないと思う。 前へ |次へ |
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