《MUMEI》

空を眺めながらまた色々と話をして──

その話が終わったんは昼休みをちょっと過ぎてもうてた頃やった。

ちゃんと教室には行ったけど──

隣り同士やから新木は時々小声で話しかけてきたりする。

先生に見つからへんかてハラハラすんねんけど──

結構楽しいねん。

何人かが喋っとるから‥

ウチらの会話は消されとるみたいやし。

ホンマはアカンのやけどな──。

でも止められへんねん。

楽しいんやもん。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫