《MUMEI》

 



私は家に帰って
すぐさま瑠璃の部屋に。

「瑠璃-!!」

「どうしたの??
璃子ちゃんが
急いでるなんて
よっぽど急用なのね。」


「…別に
急用じゃないけど(汗)」


「あら、そう(微笑)」
「この間、瑠璃子が
言ってたことなんだけど
阿久津を利用したら
上手く
いくんじゃないかって
思ったんだ。」

「…利用。」
「別に悪い
意味じゃないよ(汗)!!」

「良かった(微笑)」
「…(苦笑)
で、どう利用しようかと
思って…」



「うーん…
そうね…。」

「阿久津は
大倉のことが
好きなんだって。」


「…」


ガタンッ!!

「ゎ、分かったわ!!」



ナイス、瑠璃!!



 

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