《MUMEI》 「ぁ‥ごめん、変な事言って‥」 「ううん、ウチも伸ばしたいなぁて思とるんやけどな、ずっと短くしとったから‥」 「そっか──」 新木は納得したみたいに呟いて空を見上げた。 「3年になったらさ──」 「3年‥?」 「ぁ、‥ほら、その頃には僕達どうしてるだろうって──」 「うーん‥‥色々忙しいやろなぁ」 「‥そう、だよね‥」 「どないしたん?」 「ぃゃ、‥何も。訊いてみたかっただけ」 「そか‥」 ウチも進路とか‥ 考えとかなアカンな──。 前へ |次へ |
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