《MUMEI》

「あぁ。」


「なんだその言い方は、俺様は、貴様を面倒みてやったんだぞ、ちゃんと覚えているのか。」


「はいはい、覚えていますよ、それに感謝もしているよ。」


「それにしても、人間にしては大したやつだよな、俺様たちの罪滅ぼしに耐えるんだからな。」


「俺様たちって、お前は何もしてないだろ。老婆の村長だったんだからな。」


「しょうがねぇだろ、大王神様が命令したんだからよ。」


アラムルは愚痴ぽっく言った。

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