《MUMEI》

セツは更に顔を赤くし、俯いた。


しろもはキョトンとした顔で、セツを見ていたが軽く微笑んだ。


「じゃあ先学校に行くね!」


しろもは、走り出した。


「あぁ、えっ!走らなくても遅刻はしないぞ!」


「どうだかな!私遅刻したくないもん。」


しろもは走っていった。


セツは歩いて学校に向かった。

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