《MUMEI》

夕方


もう暗くなり始めていた。


セツは厳しく長い部活動を終え、家へと帰った。




「ただいま。」


セツは練習着のまま、家の中に入った。


「おかえりなさいセツ、まぁ今日も頑張ったのね、服が泥だらけよ。」


母は怒りもせず、優しく言った。


「あっごめん、すぐ脱ぐから!」

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