《MUMEI》
クッション
セツはいつの間にか眠ってしまった。









暖かい日差しが部屋に差し込む。


セツはまだ寝ているが、ヤユはノックなしで入りセツに近づいた。


「お兄ちゃん!起きてぇ!朝だよ!」


「ん…ヤユ…耳元では叫ばないで…。」


セツは布団を頭にかけながら言った。


俺は朝が弱い…

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