《MUMEI》

『白い薔薇の花束を…』
石油王は言う。


『いや…赤い薔薇ですよ…。』


『え!おかしいな?花屋では〜白い薔薇だったのに…


ポンッ!わかったぞ!君のキュートな顔に照れて〜赤い薔薇になったんだな!』


そう言って〜石油王は…オレにウインクをした。


バサバサ…
花束を落としたオレ…

ゾワゾワ…
鳥肌が全身に立つ。


ピシピシッ…
凍えるよ…誰か…助けて…


誰なんだ〜コイツは…


その時〜後ろのドアが開き…蓮見が叫んだ。『バカ親父ーーッ』

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