《MUMEI》
廼佳の企み
セツたちは、明日のことなどを、話しながら歩いていた。


すると


「セツ〜!廼佳く〜ん!」


後ろから、しろもの声がし、セツたちは振り返った。


「しろも。」


セツは少し顔が赤くなった。


廼佳は何か企んでいるような顔をした。


「おいセツ!」


「な、何だよ!」

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