《MUMEI》
限界
家に着いた。

実は両親が仕事でうちには誰もいなかった。

僕は少しドキドキしていた。

二人はぎくしゃくしていたが中々会話が続いた。

そしてDVDを見ていた。

メールでカナが見たがっていたやつだった。

もう三日前から借りていた。

ラブストーリーだった。

しかし僕はアクションが好きなのでうとうとしているとカナに起こされた。

「今寝てたでしょー!?」
「いやいや〜!!」

いつの間にか二人は寄り添っていた。

そのうちにカナも寝てしまった。

僕は盛りの男であるわけで、襲うかと思ったが、そんな勇気がないわけでとりあえず上からジャージをかけて、カナの寝顔に見とれていた。

僕はカナの隣に座っていた。

あまり近すぎて、起きたときに嫌われたくないから僕は体がギリギリつかない程度の距離を保っていた。

しかしカナはこちらに寄ってくるので気付いたら、ソファーの端にいて、カナは僕に寄り添っていた。

さすがに僕は限界だった。

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