《MUMEI》
スタート
僕はカナのおでこに軽くキスをした。

臆病な僕にはそれが限界だった。

するとカナが少し笑った気がした。

僕は試しに呼び掛けてみた。

「・・・起きてる!?」

カナは何も答えずに目をつむっていたが、おそらく起きていた。

僕はカナの唇にもキスをした。

やり過ぎかと我に返ったが、カナは笑っていた。

そして僕はカナを起こして二人で、キスをした。

そして出会ったその日、僕たちは付き合い始めた。

今から一年半以上前になる。

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