《MUMEI》

「ん?何だ?」


パジャマ姿で
恥ずかしくないのか…


でもこんな
早く起きてくれて
ありがとう。


「試合頑張ってね!後で応援に行くからね!」


「あぁ、じゃあ行ってくる。」


「お兄ちゃん、廼佳君、行ってらっしゃーい。」


「行ってらっしゃい。」


ヤユと母さんは、軽く手を振りながら見送った。


セツたちは学校に向かって歩き出した。

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