《MUMEI》

『その布は、私と王子様との結婚式で着るウエディングドレスになる布だ。』


『1週間、時間をやろう、その間にその布を見事に紅く染める事が出来たら〜王子様は返してやろう。』


レイチェルは、その日から白い布を紅く染めようとした。


…しかし…
どんな染料を使っても、花や草木で染めてもその白い布は染まる事はなかった。


…そして…
約束の1週間が経った。


その日、レイチェルはある物を、白い布に落とした。すると、ある物は白い布に染み込み深紅に染めた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫