《MUMEI》
醜態
坂田「おい、小僧、この女はな、お前が思ってるような、女じゃないんだよ」

「そんなに、欲しけりゃくれてやるよ」

「俺がヤリまくった後の女でよけりゃぁな!」

麻美「…」

坂田「麻美はな、しりの穴まで使わす淫乱女なんだよ!」

「持っていきな!」

俺「やっぱり、あんたじゃ麻美を守れないね」
「今のが精一杯の強がりですか?」
「坂田さん、あんた、歳のわりに、薄っぺらいですね…」

暫く睨み合った後

俺「行こう、麻美」

麻美が坂田を見た

麻美「…」

何も言わず、俺の隣に来た麻美

歩き出す、俺達に

坂田「待て!」

麻美は、振り返らなかった
俺達は駅に続く道を歩いた

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