《MUMEI》 「ヒッ…ゔぅ…くぅ… な…んで?優しく、ぅ…すんの?…」 俺は鳴咽まじりに聞いた 「わかんない…でも、君が泣くと…ここが苦しくなるんだ」 透さんはちょっと困った顔をして胸を指さした。 透さんは優しすぎるんだよ…俺なんか、身体売って汚いのにさ 綺麗すぎんだよ…。 「そうだ、君家どこ?」 透さんは聞くけど、俺には家なんかないし… 「マンガ喫茶…」 俺は素直に答えた ほかに行くとこもないから。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |