《MUMEI》
意地
「ん…ふぁ…」
「いいにおぃだなぁ」

「!」
「麻美」

俺、いつの間にかねちゃってたんだ

麻美「…おはよぅ」

俺「…おはよう」

夢じゃない、麻美が隣に居る

麻美「…」

麻美が俺の顔を見てた

俺「どした?」

麻美「なんでもない」

麻美が布団にもぐりこんだ
時計を見た、朝9時過ぎだった
5時ぐらいまで記憶あるなぁ、それでも4時間ぐらい寝たんだなぁ

俺「麻美、起きるか?」

布団をまくった

麻美「きゃぁ!」

俺「…何をいまさら…」

麻美「だって、寝すぎて、顔むくんでるんだもん」

俺「あんだけ、泣けば、顔むくむよ」

布団をひっぺがした

麻美「きゃあ!裸なんだからぁ」

俺「昨日見たよ、麻美の身体」

麻美「恥ずかしぃの」

俺「ケツの穴まで見られといて、いまさら…」

「ぺしっ!」
顔面に、軽く、麻美の手の平が…

俺「痛ぃ、…直ぐ打つ癖も変わってないね」

麻美「…」

俺「むくんでても、麻美、可愛いから大丈夫だょ、
起きよう」

麻美の髪を撫でた

いとおしい 麻美…

俺「ぎゃっ!」

いきなり、股間にぎられた!

麻美「朝からこんなにして、格好つけられてもねぇ」
俺「…朝だから、だろ…」
麻美「…100回、やらせてください、お願いします
って言ったら、やらせてあげるよ」

俺「…ちゃんと、付き合ってくれるまで、しないの!」

麻美「へぇ〜、そうなんだぁ」

俺「…」
昨日からは、想像できないほど、高飛車な態度になってる…

麻美が起きた

思わず、乳房に目がいく

麻美「…どこ見てんの?」
俺「麻美のおっぱい」

麻美「…へーきで、そういう事、言えるようになったんだね」

俺「…」

麻美「優斗も、それなりに、あったんだね、」

俺「何が?」

麻美「別にぃ」

俺「…」
生意気な顔してる…
散々泣きまくったくせに…
麻美「ねぇ、優斗、一緒にお風呂入ろうょ」

明るく、笑顔で言う麻美

俺「あ、うん…」

麻美「沸かして来て」

なんか…仕切られてる気がする…

俺は、ベットを出て、
バスルームへ向かった

麻美「いいの?」
「エッチしなくて?」

俺「同じ事、何度も言わすなよ」

麻美「…勃起させて、格好つけてもねぇ」

クスクス笑う麻美

ちょっとムカつく…

けど、 泣かれてるより
良いな

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