《MUMEI》 不安金曜の昼間、麻美に 『話があるんだ、明日、会える?』 とメールした 麻美『ごめん、明日はちょっと…夜でもいい?』 麻美を誘って断られたのは初めてだった 麻美の用事が済んだら 連絡くれる事になった 俺は、引っ越す事に決めてた 麻美に、一緒に暮らそうと言うつもりだった… 答え、くれるだろう… そう思った、YESでもNOでも… 夜12時をまわった… 麻美から連絡はない… 「…」 深夜1時 麻美に電話してみた 『電波の届かないとこにいるか、電源が入って…』 「…」 また、麻美が居なくなる…そんな気がした… 俺「なんなんだょ…いったい…」 胸の奥に、重たい物があるような感じがした… 前へ |次へ |
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