《MUMEI》 「…リューク…………。」 ドラミは膝まづいたまま、其所に居るであろう、見えない敵を呪った――…。 しずかの心を言葉巧みに誘導し、のび太に対する殺意を煽ったばかりか――… 遂にデスノートに二人の名を記させ、しずかをキラとして覚醒させた――…。 その張本人が、其所で不敵に笑っていることは、容易に想像できる…。 しかし、その見えない敵は直接手を汚すことなく、キラとドラミの駆け引きを高見の見物と洒落こんでいるだけだった。 「…アナタがデスノートなんかを、この世にもたらしたから…! …こんなにも多くの人が死んでいったのよ…!」 見えない敵を罵るドラミ――…。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |