《MUMEI》

「んっ?」
俺は歩みを止めた
透さんが俺の手をつかんでいる。

「帰る家もないのに、子供が強がらなくたっていいんだよ」


透さんがあまりにも真剣な顔で、今にも泣きそうだから…だから…



「俺…居ていいの?」

「もちろん」


透さんは合い鍵を取り出して
「今日から君の帰る家はここだよ」
そういって俺に鍵を渡した。

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