《MUMEI》
★最悪★
 



『ぁ…のさ、

良かったら…
俺のこと、
宣伝しといて!!



頼む!!』



私の気持ちも
知らないで…。



─はぁ…。

ったく大倉って
鈍感なんだな…。


「ぇ-!?


お前コクるのかよ!!
ぜってぇ-、
フラれっぞ!?


特にお前は。」

「いーんだよ、別に…ッ!!



告白できればそれで…」

「んじゃあ、
行ってこい!!



慰めてやんねぇかんな!!」



うるさいなあ…もう。
でも、コクる子、
勇気あるな…

「璃子-??

隣のクラスの男子が
呼んでる!!」

「了解!さんきゅ!」


友達がすれ違い沿いに
呟いた。
「モテる女は
疲れるね〜(笑)」

「…別に。」




 

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫