《MUMEI》

ちーちゃんと四六時中傍にいたい。
でも私は大学生、
ささやかだけど志島螢の制服に盗聴器を付けてちーちゃんの動向を探らせることでこの満たされない想いを晴らすの。

ちーちゃんと志島螢は旧知の仲、それはもう嫉妬するくらいにね……
つい、私のいけないヤキモチ妬きの部分が働いちゃった。

志島螢が私に好意を持っているのを知って、二人を引き離しちゃった。
だって、ちーちゃんが誰かと居るだなんて堪えられないもの……!

ちーちゃんは孤高の獅子で居て欲しい、他の子を見ないで欲しい。
我が儘だけど、止められないの。




そう、私はまだ戸惑っている。
ちーちゃんの馬鹿、
志島螢といい、どうして近くに物を置きたがるの?

あんな雑種なんか携えたりして私どうにかなっちゃいそう!

でもちーちゃんは昔からゲテモノ好きだったわよね……ちょっとアレなモノを好む傾向だったわ……

いいの、そんなちーちゃんが好きなんだもん……
私だってちーちゃんの好きなゲテモノだったもの、そんな私だからちーちゃんは私を見てくれた。
ちーちゃんに出会えた。



恋を知って私が人間になれたようにちーちゃんを私が目覚めさせてあげるしかないわ……あの、ゲテモノ雑種を引き離してあげる。

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