《MUMEI》

「ただ……!!」


目の前に、うつ伏せで倒れているヤユがいた。


「ヤ…ユ……?」


セツは一瞬硬直していたが、すぐに我に帰りヤユに近づいた。


「ヤユ、どうしたんだよ!」


セツはヤユを仰向けにゆっくり起こした。


「!!」


セツは
自分の目を疑った。



ヤユの体には5本のナイフが刺さっており、血まみれで死んでいた。

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