《MUMEI》

母さんは洗濯籠を持ちながら、窓に近づき空を見上げた。


「あら、雨が降ってきてるわ。」


「えっ!それ本当!」


「えぇ…。」


ヤユは悲しそうな顔をした。


「ヤユちゃん、夕立かもしれないよ。きっと雨はすぐに止んでくれるよ。さぁあと一息、頑張ろう、ね?」


しろもは笑顔で言った。


「うん!」


ヤユも笑顔で答えた。

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