《MUMEI》

しばらくして、おれの周りがざわめいた。


おれは、目を閉じる。



「…ちょっと、いい??」



『おれ』の声。



おれは、目を開いて、顔を上げた。



蓬田の哀しそうな表情。



おれはゆっくり立ち上がると、
蓬田の後について教室を出た。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫