《MUMEI》

目の前には男がいた。


「おや。」


「……!!」


ヤユは一歩後ずさりした。


「おチビさん、どこに行くんだい?」


男はニヤリと笑い、ヤユに触れようとした。


ヤユは震えながら、後ろに下がって行った。


「しろもお姉ちゃん…しろもお姉ちゃん!」


「ヤユちゃん!?」


しろもは、おばさんとおじさんを殺した、男たちを今殺ろうとしている所だった。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫