《MUMEI》
春奈
春奈が帰宅したのは、約束より、1時間遅れだった

春奈「遅くなって、ごめんね」
「初めまして、優斗さん」
明るく、ハキハキした人だった
 
 
春奈さん、不倫中なんだって
麻美が、引っ越しするのを切っ掛けに、不倫を止め
田舎に帰るって…

初対面の俺に、何も隠さず、話す

春奈「麻美は、幸せになるんだよ」

麻美、泣いてた

俺、言葉無く、ただ、話を聞いてた

麻美、俺の事、春奈に話してあるみたいで
それなりに事情をしってるみたいだった

麻美の事、ホントに親身になって、心配してたのがわかる

同い年らしいけど
俺より大人だなって思った
ファミレスで食事した後
2人に駅まで見送られた

春奈さんが居るなら、安心して、麻美を置いて帰れる…けど…
俺、1人で帰るの…
めちゃ、淋しかった…

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫