《MUMEI》
真人が欲しい
『や…んっ…うきょ…う…やめ…』
蓮見に〜すっぽり抱き締められて…耳を攻められる…。


『真人…滅茶苦茶…可愛い…』


『今日…誕生日なんだな、お前…』


『あ…うん…』


『プレゼント…オレの写真集なんかで〜良いのか?変な奴だな?』


オレを、抱き締めた手を緩めて…オレを見詰める蓮見。


『いや…真人本人が欲しいな…僕…』
真剣な瞳に〜見詰められて、息が出来なくなる…


『止めろよ…そんな冗談…』
蓮見の手を振りほどこうとした。


『言ったよな!本気だって…分かんないのかよ?僕じゃ…駄目なのか?なあ?…』


オレの肩を掴む、蓮見の手が…微かに震えていた。

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