《MUMEI》

僕たちは初めて会った日、付き合った。

周りには軽いやつとか思われる気がしたので言わなかった。

僕は授業中もカナとメールしていた。

こっちは隠れてメールしていたが、向こうは教師の目が厳しいらしくメールの返信が遅かった。

でも僕はメールが返ってくるだけでうれしかった。

今メールしてる相手は僕の「彼女」だ。

周りは何もしらない。

秘密みたいな雰囲気が僕は楽しかった。

しかしタクヤは勘がよかった。

「メールどう?」

「まあまあかな!」

「もう会った?」

「会った♪」

「・・・キスした?」

「・・・ん?」

タクヤはニヤニヤしていた。

「早いなー!」

僕は嘘をつくのが下手だ。
「・・・ばれた?」

「分かりやすいから!まぁ頑張れよ♪」

噂は広まりやすいことに気付かされることになる。

前へ

作品目次へ
ケータイ小説検索へ
新規作家登録へ
便利サイト検索へ

携帯小説の
(C)無銘文庫