《MUMEI》
帰路
麻美「優斗、運転大丈夫?」

俺「うん」

麻美「緊張したね」

俺「俺の方が緊張したよ、麻美、親子じゃん」

麻美「1年以上会ってなかったし…」

俺「いい、切っ掛けになったね」

麻美「…うん、ありがとう優斗」

麻美が寄り添ってきた

俺「何、話してたの、車乗るとき」

麻美の髪を撫でながら聞いた 

麻美「…避妊はちゃんとしなさいって…」

俺「!」

麻美「しなかったよね、優斗」

俺「なんか、気恥ずかしいなぁ」

麻美「私も、どんな顔していいか、わからなかったょ」

俺「エッチ公認だね」

麻美「ちゃかさないで」

俺「痛ぃ!」
麻美につねられた

麻美「あれ?何考えてるのかなぁ」

俺「ツンツンするなょ」

麻美「おっきくなってきたよ」

俺「麻美、口でしてよ」
ニヤリとした顔つきで言った

麻美「いいよ、してあげようか?」
平然と答える麻美… 

麻美の手が、俺のものに… 
「プァーーーン!!」

トラックにホーン鳴らされた!

俺、蛇行運転になってた… 
高速で…

俺「もっと、運転上達してからね…」

麻美「…うん…」
「…無事、帰れるかなぁ…」

俺「大丈夫だよ、麻美」
「周りが上手なら…避けてくれるよ…」

真っ直ぐ前を見て、俺は言った

たぶん、麻美、呆れた顔してたと思う…

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