《MUMEI》 ハァ、ハァ、ハァ… 息が、苦しい でも、…着いた。 やっと、ついた。 『綺麗…』 満月に照らされて 丘の上に、ただ一本 他と離れて植えられた 大きな、桜。 …お客様、は? 見回しても、誰もいません。 裏側…とか? 大きな桜の幹を一周しようとした時 『…っ…』 ズキンッ! 無事について、気が緩んだのでしょうか ズキン、ズキン! ハァ、ハァ… 心臓が、悲鳴を上げ始めました 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |