《MUMEI》

「もしもし?ねーさん?あのさ、バイト欲しいって言ってたよな、今バイトしたいってコがいるんだけど・・・」

透さんは数分しゃべったのち

「ん、OKだって」

と笑いながら言った

「あの…俺店知らないし、面接も無しに俺でいいんですか?」

「いいよ、僕が決めることでもないけど、明日僕休みだから、店まで行こう」

「はい…」



なんで…優しいんだこの人、俺を抱いてった奴らは情事のときは優しいけど…終わったら…

「時雨?」

「あっ…」

「なんか、食べるかい?」

「あっいや…いいです」

「ふふっ最初に会ったときみたく、喋っていいんだよ?」

「はい…」

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