《MUMEI》

『遅い!ゴミ捨てごときに〜何十分かけてんのよ…』


彼女は、先程ゴミ捨てに行った女の姉である。


『た…ただいま〜はぁ…』
妹が帰って来た。


『何やって……!!』

姉は〜絶句した。


『はあ〜重かった。』


『あんた、ゴミ捨てに行って〜何拾って来てんのよ?バカ?返しておいで…』
姉は〜冷たく言った。

『え〜!姉さんたら、人でなし〜こんな寒空に、放り出したら凍え死ぬわよ!


それに…ほらっ…姉さん好みの美少年よ…』


『あ…ら?ふーん、ま、気が付くまで休ませてやるか?』
コロリと態度を変える姉と〜呆れる妹。


この変な二人が『HAPPY・BOX』のオーナーなのです。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫