《MUMEI》 蓬田は、どういう経緯かは分からないけど、 ―…すべてを知ってしまったらしい。 バカじゃねえの、『西城先輩』。 意味、ねえじゃねーかよ… おれは俯いて、蓬田に謝った。 「…ごめん、お前の耳に入らないように、って思ってたんだけど―…」 しばらくして、頭上から 「ありがとう!!」 という声が降ってきた。 顔を上げると、そこには、 蓬田の、笑顔があった。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |