《MUMEI》

…ほんとに、良かったと思う。



蓬田に笑顔が戻ったこと。



好きだったヤツの正体を知ってしまったのは
辛かったはずなのに、



蓬田は、微笑んでくれた。



…でも、おれが言ったことは謝らなくちゃいけない。



そう思って謝ると、



―…蓬田は、もっと笑った。



いいのか悪いのか分からないけど、




おれは、蓬田が笑顔だと、嬉しい。






…すげえ、嬉しい。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫