《MUMEI》

しろもは右手をセツに向かって伸ばした。


「セツ、大好きだよ…。」


しろもの目から涙が流れ、静かに目が閉じていった。


そうか
私が逝くんだね


セツ私生まれ
変わったら
もう一度セツに会って
もう一度好きになって
2人の時が来るまで
ずっと一緒にいたいな


セツさよなら
また会おうね
先に逝ってます


しろもの右手が力尽き、床に降りた。

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